毎年、不本意ながら書初めを書いていますが、 昨晩、来年の書初めに書く内容を考えていました。
思うに、書初めを書くという表現が正しいのでしょうか。
書初め=新年になって、はじめて毛筆で文字を書くこと。
ですので、私は「書初める」という表現を使っています。
来年で46歳。正直、人生の折り返し地点は過ぎているので、 何をするにもじっくり味わいながら生きていこうと思っています。
今年は「嫌なことはしない。嫌いなこともやらない」と書初めりました。 続けて「好きなことだけやる」とも書きました。
そこで1年を首が痛いくらい振り返ってみて思ったことは、 ほぼ、嫌なことはしないし、嫌いなこともやらない1年でした。
こっちから一方的に縁を切って恨まれてもまったく構わないし、 いくら陰口をたたかれても血が出ない以上痛くも痒くもないし。
だって、あと40年も生きられないんだもん。 嫌なことを、嫌いなことをやっている時間などたったの1秒もありません。
ただ、好きなことだけをやるには時期尚早なのかな、とも思いましたね。
それは50歳を過ぎてからだとも。
例えて言うなら“バレンタイン”という言葉の意味を調べるときに、 ネットの検索窓に打ち込んでピンポイントに抜き出すのが前者。
つまり「嫌なことはしない。嫌いなこともやらない」ということで、
三省堂の古い辞書で“バレンタイン”を引いて、 隣にある“破廉恥(はれんち)”という言葉に寄り道をするのが後者。
つまり「好きなことだけやる」ということです。
まずは来年も「嫌なこと、嫌いなこと」は徹底的に排除しようと思います。
「お前、それだと食っていけねえだろ」と必ず頭の悪い人はほざきますが、 「嫌なこと、嫌いなこと」をやって食っていけるほど世の中は、甘くない。
「嫌なこと、嫌いなこと」をやってまともな成果が残せる訳がない。
┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────
「嫌なこと、嫌いなこと」をやって毎月50万円以上の給料をもらう人が 羨ましくてなりません。
社会人としてまともな成果も出していないのにそんなにもらえるんだから。
どんな仕事でも30代なら耐えられますが、 四捨五入すると50代になる中年には無理。
ミサイルのボタンが目の前にあったら平気で押すよ。
それ自体に何の意味も何の興味もないんだもん。
だから、世のため人のため世界平和のためにも、私は最低限、 「嫌なこと、嫌いなこと」をやってはいけない人間なのです。
将棋で、禁じ手の「二歩」は絶対に指しませんが、 ミサイルのボタンを押すのは平気だよ。
繰り返しますが「嫌なこと、嫌いなこと」をやって食っていけるほど この世の中は、甘くはない。好きなことで世の中に貢献しましょうよ。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━