砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

底辺に落ちた秋刀魚

今年の秋刀魚は不漁らしく1匹の値段が200円もした。間違いなく高級魚だ。勇気の人差し指。過去に1人いたが、また「てんかのほーとーを抜くしかない」というのを口にする奴が私の前に現れた。確実に勘違いしていると思った私は「漢字で書いてみろ」と言ったら案の定、そいつは「天下の宝刀」と書いた。アホ。正しくは「伝家の宝刀」だ。意味はかろうじて通じているし、「宝刀」だけは正しいというイチイチ残念な奴なので今、そいつを私の友人リストから外そうか否か検討している真っ最中だ。資産家でもなく人望が厚いわけでもないが、すべてにおいて偏差値40スレスレの男なので「松屋の味噌カツおごるよ」と言えば、喜んで保証人になってくれるだろうと一時保管扱いでキープしていた。ただ、もうその必要もなくなった。彼の存在自体が私の自律神経を逆撫でしているとしか思えない。「あなたって、そーやって何人も斬り捨ててきたの?」。うん、そおだよ♪そんな奴ですこの私。ひとつ問題なのは「へぇ、そんな言葉があるんだぁ。初めて聞いたよ」と感心している君たちの処遇だ。