砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1450滴:死ぬ気でやるということ

この暑い中、なんとなく喉の奥に異物感を覚えたので加納の交差点にある 浅井耳鼻咽喉科まで自転車で行った@変に褒められて嬉しかった杉山です。

ちなみに、医者は「鼻から診るね」と言うと鼻の穴になにかを入れました。

ですから、目を丸くしながら「鼻毛がまったくないね」と驚いていました。

さぁ、そんな週に1~2回もカットをしていると鼻毛の機能を果たさない ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■ここ数年、売上げを伸ばし続けている社長と会いました。

社長曰く「死ぬ気でやれば100%売上げは伸びる」と。 ただ、死ぬ気の定義がそこらの社長たちとは異なります。

■私の周りの社長たちもよく言っています。

「今期は死ぬ気で赤字を解消するよ」と。 そー言って高額の生命保険に加入します。

■どうやら本当に死ぬ気のようです。

だから、意味がまったく違います。 保険金を借金に当てるのではなく、

■すべてを失う覚悟でやるということです。

死ぬことは別に痛くも痒くもありません。 本当に怖いのは自分が持っているものを

■すべて失ってしまうことです。家や車や

かけがえのない家族や仲のいい友人たち。 それらを失う覚悟でやれるかどうかです。

■と、その社長は笑顔でおっしゃいました。

「本当に死んじゃう社長がいるよね」と、 やり切れないような表情を浮かべながら。

■きっとだれかが救ってくれるはず。

もうすぐ神風が吹くかも知れない。 とりあえず財産だけは確保したい。

■このような醜い考えがチラッとでもある人たちは、

どう間違っても「死ぬ気」とは言えないそうです。 家族や友人を失う辛さに比べれば容易いはずです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

鼻毛もある程度まで伸びていないといけないみたいです。 心を入れ替えて今日から少しずつ伸ばしたいと思います。

思うんですが、死ぬこと自体は怖くもないですよね。 この世から去ることも別に痛くも痒くもありません。

怖いのは、持っているものすべてを失くすことです。 その覚悟でやれば絶対にできないことはありません。

ところが、世間で言うところの「死ぬ気」の意味は、 1円でもたくさんもらえる生命保険に入ることです。

持っているすべてを失うことは死ぬよりも辛いものです。

そーいう心構えで取り組めば大抵のことは決着できます。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━