砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1456滴:60点を10個やったら必ず1つ

昨日、夏の全国高校野球岐阜県大会の決勝戦で上の娘が通う高校が勝って、 5年ぶりに甲子園へ出場することになった@意外と冷めている杉山家です。

ちなみに、うちの娘は甲子園にバスで応援に行くことになるのでしょうか。

ですから、隣で「焼けちゃう」とか「熱中症になるよ」とかごねています。

さぁ、そんな在校生の親としてどれだけ包めばいいのか不安でたまらない ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■私の知り合いに、本当は30代の半ばですが、

見た目に20代の後半っぽい女社長がいます。 彼女からとっても濃厚なご相談を受けました。

■それは「好きな男性がいるけど告白できないの」というものです。

はいはい。私には、この手のご相談が異様に多いです。ちなみに、 その分野の専門家ではありません。しかし、とりあえず答えます。

■アパレル会社を経営している彼女は、

この夏、ちょっと髪を短くしました。 タバコ、お酒などは一切やりません。

■見映えも、派手でも地味でもなくて偏差値60レベルです。

京都大学は無理だけど立命館くらいなら合格する容姿です。 でも、1つだけコンプレックスがあるのは×1のせいです。

■彼女は「そのために告白できないの」と呟きました。

「いや、それは違うよ、ハニー」私は、振り向くと クリネックスのティッシュで顔の脂汗を拭いました。

■そう、スカイプで話しているのでなにをやっても見られません。

大体、告白できないってのは失恋が怖いからに決まっています。 相手を獲得できない苦しみよりも凹む自分が可哀想なだけです。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

■その時点で、本末転倒じゃん。

いいですか、恋愛は確率です。 告白すれば10%は成功です。

■ってことは、10人にアタックすれば最低でも1人は獲得できます。

好きな男性以外の9人にそれらしいことをささやいてあげましょう。 3人は思うツボです。失恋するのが怖いから告白できないだけです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

なにも恋愛に限ったことではありません。 そこらの商売でもまったく同じことです。

今一歩、足が前に出せないという人は、 失敗して凹む自分が可哀想だからです。

なにかを得たいという思いよりも、 壁にぶち当たることが怖いのです。

だったら、弾数を増やせば済む話です。

なんでも10%くらいは成功すると思います。 世の中、60点を取れば1割は手に入ります。

「この人じゃなきゃ生きていけないの!」 「この取引先じゃないと会社が潰れる!」

というのは、間違いなく幻覚か錯覚です。

この人じゃなきゃ&この取引先じゃないと、ということは、 実際にはあり得ません。代わりなど腐るほどいるはずです。

問題は、リアルに腐っているかも知れないということです。

60点取れることを10個やれば必ず1つは成功します。 手に入らないと嘆いている人は、弾数が少ないだけです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━