同じトヨタ車の中で、どの車種を買おうかと悩むときは、 大いにその価格を参考にすることでしょう。
またプリウスを買うと決めたにしても、 そのグレードを選ぶときには価格を参考にします。
でも、それは同じカテゴリ(商品群)の中の話です。
例えば、100円のボールペンを売るのと、 1万円のワインを売るためのエネルギーはさほど変わりません。
極端な話、何千万円もする住宅を売るエネルギーとも同じです。
違うのは、ミスしたときの損害賠償金の額だけです。
それを売るためにその人が注ぐエネルギーの絶対量は変わりません。
だったら、単価が高いものを売った方がいいんじゃないの?と、 いつも思います。
ボールペンが100円だから売れる訳ではありません。 パイロット、ゼブラなどライバル商品は腐るほどあります。
その中でたった1本を選んでもらうためには、 そーとーな努力を必要とします。
だから、ボールペンをたくさん売ることができる人は、 何千万円もする住宅でもたくさん売ることができます。
ココ、非常にインポータントです。
裏返せば、住宅が1棟も売れない奴は、 100円のボールペンでも売れません。
ココ、明日のテストに出るかも知れません。
1つの商品を売るためのエネルギー質量は、ほとんど変わりません。
だったら、1円でも単価が高いものを売った方がとふと思いました。
┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────
舌に口内炎が3つもできて意識がモーローとしているときに、 目の前にボールペンと積水ハウスが浮かんだので書きました。
ウソだと思うなら私に聞いて下さい。
お口の中にできるならまだいいんですが、 舌にできるとひゃへれまふぇん(しゃべれません)。
住宅営業マン:いいな、お前の商品は安くて売りやすいから。
文具営業マン:あほ。住宅を売るのも鉛筆を売るのも同じだ。
積水ハウスの中のグレードを決めるときは、 価格が影響することはあるかも知れません。
それ以外は、まったく関係ありません。
申し訳ありません。
痛くて集中力があっちむいてホイ状態なので、 今日はこの辺で終わります。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━