砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1538滴:フォアグラを食うか、死肉を漁るか

JR高山本線の美濃太田駅に向かう途中、蘇原駅に停車した電車の窓辺で キャロル・キングのハスキーな歌声を思い出した@英語が得意な杉山です。

ちなみに、彼女の名曲である 『So Far Away』が頭の中を駆け巡りました。

ですから、今でも「そは~らへ」という出だしのリフレインが止まらない。

さぁ、そんな真剣に蘇原地区のイメージソングにすればいいのにと思った ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■今日は、ダメな奴はなにをやってもダメ!

という現実の裏づけをしたいと思います。 例えば、全然売れていない会社の社長は、

■儲かっている会社を徹底的に研究します。

だから、ダメな奴は永遠にダメなのです。 フォアグラを食ったことがない貧乏人は、

■フォアグラを見てもきっと不気味としか思いません。

それとまったく同じです。全然売れないダメ社長が 朝から晩まで繁盛しているお店を研究したところで、

■肝心のその原因は間違いなく分かりません。

売上げのウルトラCを目の当たりにしても、 ボーっと犬が星を見ているような感じです。

■要は、キレイだなぁ~立派だなぁ~で終わりです。

お客さんからの反応も注文も質問も一切要らない。 とにかく毎月100万円分のチラシを打ちまくる。

■これがウルトラCなのに、まったく気づきません。

フォアグラを食ったことがないからです。だから、 チラシを打ったことのない社長には分かりません。

■よって、ダメな奴はなにをやってもダメなんです。

これで終わると身もフタも愛嬌も救いもないので、 ダメな社長が唯一できることをお伝えしましょう。

■それは、それまでバンバンだった会社が急にコケたときです。

「一体どうしてコケたんだ?」を徹底的に研究することです。 ダメな奴は死んだ奴からしかヒントを得ることができません。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

底辺の奴は、フォアグラを食うことも食ったこともありません。 だから、いくら「美味い」と言われたところでピンと来ません。

それと同じです。

繁盛している会社のウルトラCを目の当たりにしても、 免疫の欠片もないので気持ちがいいほど気づきません。

要は、上を研究しても時間のムダです。 上から下に急に落ちた会社が標的です。

コケた原因を知って、それさえ避けて通れば、 とにかく食ってはいける状態を維持できます。

フォアグラを食えない底辺の貧乏人は、 死肉を漁るしか生きる道はありません。

まるでハイエナのように。でも、食料費は限りなく0円。

どうせ繁盛している会社を見たって分からないんだから、 一気に落ちた会社を漁って自らの現状を分析しましょう。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━