4月2日(木)午後2時15分。JR岐阜駅の東にあるコメダ珈琲にて。
Y社長:杉山君、シロなんとかを食べるか?
H杉山:はい。(シロノワールだ。それに「杉山さん」だろ)
【ヒゲが濃い店員がシロノワールと珈琲を持ってくる】
Y社長:儲かっている会社、儲かった会社、儲かっていた会社。 これら3つの会社は消えるよね。
H杉山:ほう。。では、どんな会社が生き残るんですか?
Y社長:儲かり続ける会社だよ。
【Y社長は、口の周りにメープルシロップをつけたまま答える】
H杉山:では、どうすれば儲かり続けるんですか?
Y社長:どんな会社でも一度は儲かる。一度も儲からない会社など論外で、 最初から存在する意義すらない。問題は、一度儲かったときだね。
H杉山:ほう。。で?
【H杉山は、隣の席から流れてくるタバコの煙を手で追い払った】
Y社長:誰でも儲かったら欲が出る。それはいいことだが、 単なる欲だけで続く商売は1つもないよ。
H杉山:おっしゃっていることの意味がよく分かりません。
Y社長:物欲で伸びるのは年商1億円までだね。それ以上は伸びない。 でも、伸ばそうとするから社員を叱責したり違法行為をするんだよ。
【Y社長は、冷めた珈琲をすすりながらニヤッと笑う】
H杉山:ほう。。。だからどうすれば?
Y社長:儲かり続ける会社の社長は、物欲でそこそこまで売上げを伸ばすと、 その次は商売への探究心や向上心でさらに伸ばすんだよ。
H杉山:おっしゃっていることの意味がよく分かりません。
Y社長:もう。。杉山君はおバカさんな人だねぇ。
【H杉山は「ハハぁ~」と笑いながら内心「ぶっ殺す!」と叫ぶ】
Y社長:欲には限界があるということだね。たしかに、お金が欲しいという 欲は際限なく湧き続けるが、それによって伸びることはあり得ない。
H杉山:おっしゃっていることの意味がちょっと分かります。
Y社長:本来の姿は、物欲や金銭欲、名誉欲などでそこそこまで伸ばす。 その後は、商売への飽くなき探究心、向上心に切り替えないとね。
┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────
物欲・金銭欲 → 探究心。 地位欲・名誉欲 → 向上心。
ということでOKでしょうかY社長?
要は、欲から心へ。最初の動機は、いくら不純でもいい。 でも、それを手に入れたら今度は「心」に訴えかけろと。
まぁ、身勝手で都合のいい話だとは思ったものの、 一理あるとも若干、思いました。
そういう意味では「欲」にも限界はあります。効能・効果としてね。
今日のポイントは、一度も儲からない会社など論外で、 最初から存在する意義すらないというところでしょうか。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━