「もうやめたッ!」と叫んで会社を閉じる社長、 ある日突然、辞表を提出する社員。
最近、そーいうビジネスマンが多くなっているそうです。
燃え尽き症候群とか、100年に一度の大不況がキッカケになっているとか、 その原因となる要素が無意味に取り沙汰されていますが、答えは超簡単です。
仕事が大好きだったからです。
仕事が大好きだったから、仕事が趣味みたいなものだったから、 ある日突然、急にやめたくなるのです。ちなみに、私は大嫌いです。
それだけ自分の日常(人生)に大きな影響を及ぼしていた大切な仕事。 何かのキッカケがあったにしろなかったにしろ、急に空しくなります。
ところが一方、仕事なんて給料さえもらえれば何でもいいや!という そこらの若者や杉山さんが「もうやめたッ!」とは絶対に言いません。
「やめる」という行為は、それ自体に意識が向いていなければ 決して発生しない行為です。
やめるも何も、どーでもいいと思っている仕事なんだから、 その対象にさえもなりません。
『釣りバカ日誌』のハマちゃんがいい例です。
ハマちゃんは「仕事をやめる」ということが理解できません。 だって、もともと働いている気なんてカケラもないんだから。
だから、いい加減、仕事を好きになるのはやめましょう。
一生懸命にやることはいいことです。 でも、好きになることはありません。
なぜやるの? 仕事が好きだから。 なぜやるの? 給料が欲しいから。
間違いなく後者が正解ですよね。長い人生を生き抜くためには。
┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────
もうちょっと詳しく解説をしたいのですが、 お忙しい私は、これから出掛けなければなりません。
岐南町にある『永楽の癒』です。
そこは、別にお客さんでも何でもありません。 岩盤浴を楽しみに行くだけです。
今日が何曜日かも知りませんし、興味もありません。
それでも財布の中の1万円札には福澤諭吉がちゃんと写っています。
朝から晩まで一生懸命に働いていますが、 別にこの仕事じゃなくてもなんら構いません。
ある日突然、仕事に限らず何かを嫌になる人は、 それ自体にプライドや誇りをもっているからです。
それ自体には何も感じないし、まったく重きを置かない。でも、 一生懸命にやることを大切にする人は、絶対に嫌になりません。
胃腸が腐るほど生中を飲んで岩塩風呂の中で爆睡します。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━