砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

この僕を支える「杖(つえ)言葉」

晦日イブの今回は「34歳のすごやまさん」だよ。34歳のサラリーマン君から「すごやまさんのように好き勝手に書きたいのですが・・・」とメールが届いた。たしかに僕はスゴイかもしれないが、生まれてから今日まで杉山さんで、すごやまさんに戸籍を変えたことは一度もない。過去には「すぎんやんま」という新種のトンボのようなスペルミスがあったっけ。あのね、今の僕は無職だから好き勝手に書けるんだよ。これがサラリーマンだったらバカまる出しだしとっくにクビだぜ。その当時の僕は、お客に対して必要以上に頭を下げたし、おごってもらえば嫌いな食べ物でも満面の笑みでお口に運んだものだよ。それが34歳のサラリーマンの仕事であり宿命だ。そんなことでしかお金を生み出せない悲しい生き物さ。叱られても怒鳴られても「給料のうち」と割り切れ。それが嫌だったら自分で稼げ。でもね、腹の中では安い世間や無能なお客たちをバカにしていたよ。そう、凹みそうになったこの僕を支える「杖(つえ)言葉」は