砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

日本初となる饅頭を作った塩瀬総本家の志ほせ饅頭@東京都中央区

この僕の名言のひとつに「長良川に流れる水が十勝産の粒あんだったらいいのに」がある。しかし、間違いなく鵜飼いに支障をきたすため管轄する宮内庁からお叱りを受けることは容易に予想できる。僕は誰とも戦いたくはないんだ。はい、そろそろ本題に入りましょう。ネットで商品を購入する際の心構えは「希望は抱けど期待はしない」。あ、心がない人間も心構えはできるのだろうか。だから、そんなことはどーでもいいんです。今回は[全国甘党]が死にカテゴリになるのを避けるためだけに塩瀬総本家の志ほせ饅頭を取り寄せたった。ここは日本の饅頭の元祖と言われており、足利義政から「日本第一番饅頭所」ってな看板を贈られたとか。ほう、全国甘党党首のこの僕としては是が非でも味わいたいところだ。だから、悠久の歴史を味わったったがね。肝心の感想はと言えば「小っちぇ」「妙齢のババアのようにパッサパサ」「天ぷらにするといいかも?」だった。このくらいの由緒正しき老舗になると小口の一見客にはごあいさつやお礼の紙切れの1枚も同封しないのだろうか。流れ作業で仕方なく送られて来た感が何気に漂っていた。毛筆の手書きとまでは言わないまでも紙一枚くらいは欲しい。正直、この饅頭が境川に流れる水になっても汲みには行かない自信はある。リピートはあり得ない。

志ほせ饅頭