砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

先進国の定義

フランスのビアリッツに先進国の優秀なトップがお集まりになると日本時間の25日の未明からG7首脳会議が開幕するが、ウィキペディアによりますと先進国とは「ハイレベリーな工業化を達成し、技術水準アンド生活水準もハイレベリーで経済発展が大きく進んだ国家」を言うらしい。なるほど、分かったような分からないような。うん、やっぱ分からない。ってことで、僕なりに先進国の定義を設けてみよう。その国の何を、どの部分を見れば「あ、この国はスゴイな」「すべてにおいて確実にハイレベリーだな」と分かるのだろうか。そう、それはトイレ。どれだけ経済が発展しまくろうが、国民がハッピーそうに見えようが、デパートや主要駅のトイレに入れば一目瞭然。これだけトイレが近い僕なのに中国では膀胱が破裂しそうになるくらい我慢したし、若者たちですっげぇ賑わう韓国はソウルにある明洞(みょんどん)のデパートのトイレに仕方なく入れば「水圧が低いので紙を便器に流さないでください」という貼り紙があった。ど、どーいうこと?ぼ、僕はど、どーすればいいの?ヨーロッパなども以下同文。ところがジャパンと言えば、和歌山県の片田舎にある公衆便所でさえも下手すりゃウォシュレットが完備されていたりするからあまりにステキすぎる。その国のその地域に暮らす猫も杓子も酸いも甘いもお金持ちも貧乏人も老若男女が必ず使用するのが公共のトイレゆえにその環境を見れば技術水準から生活水準まですべてにおいてその国の繁栄っぷりがよく分かるんだ。そんな話を今では高級魚となった秋刀魚を食べながら義父&義母に向かって力説していた僕がいた。

秋刀魚