砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0081滴:一人称で考える

空前の大ヒットになった『チーズはどこへ消えた?』を、さっき初めて読 んだ@だから、チーズ・ステーションって何なんだ?って思っただけで終 わってしまった杉山です。次は、『大往生』でも、読もうかと思います。

ホーとかヘーとかスニッフとかの名前が登場したので、トーベ・ヤンソン の『ムーミン』を思い出しました。こんな私の理想は、スナフキンです。

ここで一番大切なポイントは、チーズでもヘーでもスナフキンでもありま せん。単に『ムーミン』って書かずに、トーベ・ヤンソンという作者の名 前を挙げて、私は物知りだって言いたかった、ただそれだけのこと。。。

さぁ、そんな小さい頃にミムラ姉さんに憧れたけどミィとは身内になりた くないってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■私のことを、この世の中で、一番よく理解して、 一番大切にしてくれて、そして一番長く付き合っているのが、

そう、この私です。

■だから、死ぬまでズッと一緒です。

だから、どんな問題や大きな壁にぶつかっても、 この私が、クリアーしていかなければ、 前に進むどころか、生き続けることさえできません。

■だから、一人称で、考えるんです。

絶えず“私は”とか“私が”って言葉を、アタマの中に設置して、 それから思考が、スタートします。

■モノを考えるときに、アタマの中に登場する出演者の層で、 その人の思考パターンが、ほぼ分かります。

私は、どんな偉い人でもお客さんでも、 私の周りを回る“土星の輪っか”くらいにしか、 考えていませんし、それしか考えられません。

■それでも、私の人生に登場できるだけも 感謝してもらいたいものです。

所詮、裸で生まれて、裸で死んでいくだけなので、 この世の紙幣は、あの世では使えません。

■私の周りに、生理的に好きではない奴が、複数現れたら、 すべてをドラッグして、一括デリートです。

簡単なように思えて、これがなかなかできません。

■それは、絶えず“あなた”や“彼”や“彼女”から、 自分の思考がスタートしているからです。

以前にも、お話をしたとおり、自分の人生の スクリーンのど真ん中には、そう、自分しかいないんです。

■私は、このメルマガでは“私”と言っていますが、 普段は、“僕”です。

私にとって、自分を素直に表現できる、 一番気持ちの良い一人称が、“僕”なんです。

■一人称で考えれば、必然と 自分の立ち位置も、確立します。

そして、問題を解決する方法は、 “一人称で、考える”しかありません。

■60歳を過ぎた“僕”って言葉が似合う経営者に 妙に憧れる、私です。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

言葉って、つくづく面白いと思います。

学生時代に、授業で聞いたことわざで、

“英語は商業の言葉、フランス語は愛の言葉、スペイン語は人間の言葉”

ってのが、アタマにこびり付いています。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━