砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0792滴:生き物で分類する3つのタイプ

まったく知らない米山リカさんから一日に5通ほどメールが届くのですが、 どう言う訳かすべて迷惑フォルダに直行する@謙虚な方だと思う杉山です。

ちなみに、10月1日からはなにがあっても迷惑フォルダは開封しません。

ですから、間違って入ったメールはご縁がなかったものとして処理します。

さぁ、そんな迷惑フォルダに入ってもケータイの転送で嫌でも読めるんだ ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■随分前にもお話をしましたが仕事で初めて会う場合には、

相手の名刺とか足元とかネクタイをジッと観察しますが、 仕事じゃなくて個人的に会う場合の判断基準もあります。

■基本的には3つのタイプに分類しています。

その3つとは哺乳類と猛禽類と魚介類です。 単なる第一印象ではなくて深く観察します。

■当然、あくまでも私の個人的な見方によりますが、

哺乳類は牛で猛禽類は鷲や鷹で魚介類はアジです。 そんな3つのタイプを代表する生き物で考えます。

■牛は全体的に包容力があって温かい感じの人です。

鷲や鷹は絶えず獲物を狙ってギラギラしています。 アジは正面から見ても価値はなく横を気にします。

■これは社長に限らず、どんな人間にも共通します。

当然、牛が一番いいのですがとっても少ないです。 また、社長に最も多いタイプは魚介類のアジです。

■一見するとなんでも鷲づかみにする猛禽類に思えますが、

それだけ貪欲だったらもっと立派な会社になっています。 社長は正面から見るとすべて同じに見える魚っぽいです。

■正面では勝負できずに横からの視線ばっか気にしています。

正面から見ればアジもサンマもブリもみんな同じなんです。 だから、横の装飾ばかりを気にしてキレイに着飾るんです。

■大きく見せようとかキレイに見られたいときっと思うはずです。

それは真正面から正々堂々と勝負することができないからです。 文字どおり薄っぺらで見栄が尾ひれをつけて泳いでいるんです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

これはハッキリと覚えていますが、私がまだ中学生の頃に、 久米宏の『ぴったしカン・カン』と言う番組がありました。

その中の“恒例!一枚の写真”と言うコーナーのゲストで、 映画監督の大島渚監督が登場したのを鮮明に覚えています。

大島監督がいい役者とそうでない役者の違いを言いました。

それがタヌキと魚でした。役者は正面が悪いと使えません。 そう、タヌキは見映えがしますがお魚はお話になりません。

このお話がズ~ッとアタマの中にこびりついて、 それから人を見るときの判断基準になりました。

当然、いいか悪いかのお話なんかじゃありません。でも、 勝手とは言え自分だけの判断基準を持つことも大切です。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━