砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1179滴:うれしい誤算

下の娘が生後1ヶ月のとき顔や体の黄疸が消えなかったので心配になって、 岐阜市民病院で診てもらった@病院では最悪なことばっか考える杉山です。

ちなみに、担当医は「真っ黄色ですね」と聴診器をあてながら言いました。

ですから、それを横で聴いていた父の私は「末期色?」と耳を疑いました。

さぁ、そんな幼い頃に弱かった子は成長するたび元気なると実感している ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■新たな事業を始めたときとか、

考え抜いた手を打ったときに、 「嬉しい誤算」が発生します。

■それは、自分が思ってもみなかった、

とってもいい状態になったときです。 それをみんな手放しで喜んでいます。

■でも、よく考えてみれば分かりますが、

単に先を読めなかっただけのことです。 要は、たまたま神風が吹いただけです。

■しかし、自分には想像もできないほどの凄い能力が秘められているとか、

目には見えない力があるとか、だれかに守られていると勘違いをします。 でもね、想像もできないものは存在しないしだれも守ってはくれません。

■多くの場合、世間で言うところの「嬉しい誤算」とは、

町内のビンゴ大会で1等になったのと同じレベルです。 手に取ったカードがたまたまよかっただけのことです。

■だから、本当の「嬉しい誤算」というものは、

100%想定内の出来事だと決まっています。 そうなるであろうことが早くなっただけです。

■でも、ほとんどの人は予想外のことを「嬉しい誤算」と言っています。

それって、ある意味、自分の能力は0だと言っているようなものです。 手を打って違う方向で成果が表れても「嬉しい誤算」とは呼びません。

■冷たい北風と同じように神風が吹いただけです。

そして、神風は間違っても二度とは吹きません。 予想外の出来事を喜んでいると確実に潰れます。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

自分が頭の中でイメージした以上の出来事が発生すると、 いくらそれが素晴らしくても確実に負担になるはずです。

自分のキャパを超えちゃっているからです。 それを「嬉しい誤算」と勘違いしています。

絶対に「嬉しい誤算」は、今の延長線上にあるはずです。 半年後に表れるだろうことが今回、早く表れただけです。

だから、自分の頭の中に最初からあったことです。 しかし、世間では本当に予想外のことを言います。

すると100%自分を過信する人間が増加します。

たまたまなのに。

自分が予想もしなかった素晴らしい出来事が発生したら、 自分の無能さを思い知るべきです。頭にはないんだから。

自分が想像もできないことは起きない方がまだマシです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━