砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

カトリーヌとボギーとロバート観音崎

今年も長野県の諏訪湖周辺に住んでいる香取犬(カトリーヌ)が渡り鳥のように名古屋へやって来た。ゴメンね、老人ホームの中に一夜で現れたホストクラブみたいで。彼女には夜空を彩る星の数ほど問題点は多いが仕事だけはデキる。そして、9月生まれの乙女座で生まれてからずっとB型、ハードボイルドをこよなく愛すという詳細な点まで私の環境と酷似している。ただ、あまりに卓越した文才にときどき嫉妬する僕がいる。それが東京の新宿か池袋界隈にある小洒落たバーの片隅で文章を認(したた)める女ならまだ許せるが、白鳥が飛来する長野県の諏訪湖だぜ。「ねぇ、ボギー(僕のこと)、ロバートって最近見ないよね?」「ロバート?ああ、観音崎か。奴なら札幌のスープカレーにはまったみたいで頻繁にススキノに行ってるよ」「ふ、彼もジ・エンドね」。そんなたわいもない会話を楽しんだ昨夜だった。ちなみに、「他愛もない」の「他愛」は「たわい」の当て字だ。ちなみに2、ロバート観音崎はコッテコテの日本人だ。