砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

御菓子処 餅信の噂の栗どらと草餅が好評の噂を流したい

「百十郎桜」と呼ばれる新境川堤の桜並木を一人きり堪能するために各務原市民公園で開催中の「各務原市桜まつり」に出掛けたらあーた、予想どおり人ごみで頭が痛くなった一昨日の僕は、その特効薬を手に入れるべく『御菓子処 餅信』を訪れた。僕の名言:良薬は口に甘く、糖分は何物にも勝る。覚えておいてもらおう。店舗に到着するや否や「近未来的な老舗、言い換えるとレトロっぽさを踏襲したナウでヤングな店構えだね」とつぶやいたとかつぶやかなかったとか。

御菓子処 餅信

大正9年に創業した老舗ながら現在の四代目は伝統の味や文化、技法を受け継ぎながらも決して型にとらわれない斬新さを大切にしているようだ。そのようにホームページに記してあったからそうなのだろう。どいつもこいつも食っちまいたくなるような素晴らしい和菓子が整然と並んだショーケースをのぞき込んだ僕は「百十郎桜という商品名の和菓子を作ればいいのに・・・」とつぶやいたとかつぶやかなかったとか。ほぼ3分後、僕は春限定の「草餅」と年中無休の「噂の栗どら」をカゴの中に投入した。ほら、ご覧。ショーケースの上に置いてあるカゴがそれだよ。

御菓子処 餅信のショーケース

名鉄の列車の中に置き忘れないように抱きしめながら帰路に就いた。そして、何事もなく無事に持ち帰ることができた僕は、電光石火で「草餅」→「噂の栗どら」の順に味わった。「草餅」はよもぎの風味も極めて◎だが、それと同じくらい粒あんが僕好みで素晴らしかった。お口の中がパッサパサになるので最近は食べていなかったどら焼き。しかし、誰が噂をしたのか興味がある「噂の栗どら」はいい仕事をしているじゃないか。ちょいちょい利用したいと思った僕だった。

噂の栗どらと草餅

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