「奴は凄い。本当に凄い奴だ」と渋沢栄一が言えば間違いなく凄い奴だろうし、その逆にそいつから「凄い奴だ」と言われる渋沢栄一も間違いなく凄い奴だろう。とうとう『青天を衝け』が終わった。時代背景的にまったく期待していなかったがすっげぇ面白かった。少し前に「本当に奴は凄いよ」と真顔で友人を褒めちぎるK氏がいたが、K氏自身がチープな人間ゆえにその友人が凄いわけがない。仕方ないので話を聞いてやるとその友人はまったく大したことがないどころか新種の詐欺師のような愚か者だった。ってことは、K氏も十把一絡げ&以下同文。本当に凄い奴はお前の周りにはいない。